お店紹介

あらいの歴史

こんにちは、あらいです!

なかなか進まないワクチン接種にヤキモキしながら元気に営業してます(^o^)

この間の取材で懐かしい写真が出てきたので、あらいの創業期を少しだけ🥺

あらいの創業は昭和28年11月。

日本で初めてテレビ放送が始まった年に川越の地ではじまりました。

創業者は東松山市唐子地区で生まれた新井正次(中の人のじいちゃん)。昭和4年、8人兄妹の4男に生まれ、都幾川など自然豊かな土地で育ったそうです。

小学生の頃から丁稚奉公で蔵前の菓子玩具卸 小森屋商店さんで商売のイロハを叩き込まれたと小さいときに聞いた記憶があります。

当時、だれも開拓ができなかった東北の顧客開拓を若いながらもやり遂げ、その商才に驚かれたとも言っていました。

昭和28年、正次が24歳の時に独立、今の川越の地で「あらい」が生まれました。

当時は開店資金もなく、知り合い家の軒先で間借りして、卸売一本でリアカーを引きながら行商してたようです。川越という土地柄、菓子卸も多かったようで、はじめはなかなか苦戦したと言ってました。

24歳の若造がー。と鼻で笑われながら地道にお取引先を増やして少しずつその存在を知ってもらえるようになりました。

つづく。

※補足:川越は大正13年の関東大震災の影響で東京にあった菓子屋が川越に一斉に避難し、70件を超える菓子屋あったようです(製造・小売含む)。それが現代の菓子屋横丁につながります。